こんにちは!自営業女子は
「どうすればいいか?」の方法論を探す前に、
「どういう心情、態度、在り方で?」が
どれだけ大切かをわかったほうが、
その後の人生に「大きな」違いがでるよね、
と思う中村久美恵です。
先日、福岡の大濠公園近くでアラフィフ女性のランチ会をしました。女性も50代前後になると、様々なキャリア経験を積み、家族関係の変化を体験して(出産、子育て、離婚、介護など)強さと弱さの両方を知っています。
北欧風ブランチ@大濠公園カフェラパン。 奥は肉団子ともちもちポテト。 |
その分、お互いの体験や考え、感じた事を話したときに、「あ~、わかる、それ~!」と、瞬時に理解する度合い、「共感度」が深みを増しています。すごいことですよね、これって。全員、カウンセラー状態です( *´艸`)
カルダモンの実を砕いたものが入っているお手製シナモンロール。 思いのほか、さわやか! |
そして、ここまでキャリアを築いてきた人たち特有の、共通認識がありました。それは、
やり方より、在り方。( `ー´)ノ
でも、これを今読んでいるあなた、思いませんでしたか、
「あり方とか学べるもんでもないだろうし、学ぶとしても、ものすごく時間がかかるんじゃないの~?」
当たりでもあり、ハズレでもあります。(*^-^*)
私が「あり方」の大事さに気づいたのは、自分が行ったお店で経験したサービス内容(主に接客内容です。)を、自分の仕事に置き換えて考えるようになってからです。
正直、それまでは「あり方」と言われても、当時の私には漠然としすぎていてよくわからなかったです。(/ω\)
今ではあらゆる場所で相手の接客を自然と観察しています。批判するためではなく、
- 現場と自分の仕事場との違い
- 顧客層
- 単価
- 提供する商品
- サービス内容
を考慮したうえで、「自分の仕事に生かせるものがあるか?」を探す感覚です。
例えば、先日行ったとあるカフェレストラン。ランチタイムの忙しい時間でしたが、何とかお席に座れました。
オーダーを済ませて、携帯をチェックしていたとき・・・お店の人が突然、「○○(飲み物の名前)になりまーす!!」とグラスをドン!と置いていきました。
雰囲気的には、とにかく、ここに置いて、ハイ次!「忙しいから、気もそぞろ」という感じです。
私にとっては、いきなり(私の)オーラの中に割り込んでこられた、という小さな恐怖と驚き、そして不愉快な感覚がありました。
さて、質問です。
ここで、何があったら、私はもっと安全に感じられたと思いますか?
もし、あなたがお店の人なら、私にどんな風にドリンクを出してくれますか?
お客様が安心を感じて、お客様も忙しいスタッフさんも、上に上ったエネルギーが下に落ちてきて、地に足がつく魔法の接客用語。それは、
「失礼します」。
この一言、です。
「失礼します、○○(ドリンク名)です。」
全然難しくないですよね?(*‘ω‘ *)
どんなに忙しくても、長くて言えないセリフじゃないですよね?
お客様への愛があれば、自然と口から出るセリフです。
忙しい=ランチタイムは稼ぎ時、という頭になっていると、接客に気配りが足りなくなってしまいます。
こんな経験から、わかってきたこと。
お客様への愛(情)がないと、接客がなおざりになる!!(*´Д`)
ゆえに、リピートしてもらえない。
ゆえに、いつも集客に困る。
ゆえに、売上がなかなか上がらない。
私が、
「お客様への接客、この部分にすごく丁寧さと愛(思いやり)を感じる!」
「質問への答が、+αでいいな。知識が多いと感じると、信頼につながりやすいな。」
「チームワークの良さが店内の雰囲気に出てる!接客も自然と、笑顔いっぱいだ。」
「この資料は丁寧に作ってあるし、法的にも気を配っているなあ。」
と感じたお店や人は、必ず、お客様(相手の方)への思いやりと愛情が土台にありました。それがあるからこそ、レベルの高い接客や資料が創れたりするんです。
さらに、自分自身で「在り方」を出来るだけ早く高めたいなら、自分がいいなあ、と感じた部分を実際に仕事で取り入れてみること。つまり、
自分でリアルに経験してみること
です。なぜか?
頭だけでわかっているのと、実際に自分が体験してわかったこととは、「腑に落ちる」度合いが違います。体験によって自分が
♡感じたこと♡
は、何も経験しないまま知識として頭でわかっているのと、理解度のレベルが違います。エネルギー的に、すべての経験は感情とともに、身体の細胞に残るからです。
さまざまな講座やセミナーでたくさんのお金を払って HOW TOを学んでも、実際にそれらを実行するとき、行動に移すとき、あなたの「お心がまえ」次第で、結果は大きく変わります。
行動の土台になる大事な在り方=お客様への愛と思いやり。自営業者は生き方そのものが(在り方が)商品になることを、くれぐれもお忘れなく。