2017/06/09
あなた、本気で売りたいんですか?!
こんにちは!輝く自分軸は物質じゃない、スピリチュアルレベルの意図にがっつり繋がっている☆彡中村久美恵です。
私は田舎に住んでいるのですが、さらに田舎方面から、モノを売りにいらっしゃる人たちがいます。
まあ、さすがに21世紀なので、多くはないですが、今までに3回ありました。
豆腐屋さん1回、味噌屋さん2回。
で、最近、味噌屋さんが来たので、その時のお話を営業&マーケティングに絡めてお話ししたいと思います☆彡
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たまたま庭に出ていたら、全然知らない白髪のおじさんが、突然、早口で話しかけてきました。
おじさん「みそ、つくる?」
私「は?」(だれ?え?味噌?は?何?誰?)
おじさん「みそ、つくる?」
私「(え?この人って、私が味噌を創るかって聞いてるの???)え???」
おじさん「味噌汁、飲まん?」
私「はぁ?(そもそも、誰?目的は?何?わからん?)・・・いや、あんまり・・・」
おじさん「○○(福岡県のとある地方都市名)でね、手作りでね、無添加で作ってるんよね。」
私「(だから、買え、ってか?)はあ。うちはあまり減らないから・・・」
おじさん「手作りでね」
私「(田舎で作ってるってことは、きっと、おっきいぞ!)うちは500gでもなかなか減らないから~。一番小さいのは、どのくらいですか?(とりあえず、聞くだけきいたろ。)」
おじさん「えー、大きいのはね、4.5kgでえー、それから・・・」
私「(え?いやいや、小さいのだって!)・・・」
おじさん「○kg、○kg、で、最低でも1.5kgかな!」
私「・・・いやー・・・(要りません光線を全身から出す)」
おじさん「何人家族?」
私「(おじさん、イマドキその質問は個人情報保護法が黙っちゃいませんよ!)あぁ・・・」
おじさん「みそ、食べん?味噌汁、あんまり飲まん?」(最初の質問に返り咲き!)
私「ええ。」
おじさん「週1回くらい?」
私「(アンケートかい!)まぁ・・・」
おじさん「じゃ」
おじさん、忽然(こつぜん)と消える。
トラックも車も見当たらす、どこから来てどこに行ったのか????
わけがわかりませんでした。(笑)
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では、ここから、営業&マーケティングに絡めてお話しします。
営業マンの鉄則 その1
お客様には正面を向いてお話をする!
実はおじさんは身体の半分だけを私に向けていました。身体は横向き、顔だけ正面。
これは心理的に相手を既に避けている状態。最初から「買ってもらえないよね、無理だよね」と思っているのが態度に出ています。横向きは喧嘩にはなりにくいですが、自信のなさがはっきりと相手につたわってしまいます。初対面でこれはダメです。信頼してもらえません。あなた、本気で売りたいんですか?!
営業マンの鉄則 その2
食べ物屋なら、必ずお味見!
地域の特性もありますが、このあたりの人は無料、タダ、○○差し上げます、が大好きな土地柄。ましてや、田舎の人は知らない人からすぐに何かを買ったりしません。(あぶない、あぶない・・・)食べ物屋さんなら、ちいさいお味見用の食品を必ず持参して、お味見してもらうこと。これは先行投資です。真剣に売りたいなら、そのくらい、投資してください!
営業マンの鉄則 その3
その場で終わらせない
話をして相手から良い反応をもらえなかったとしても、相手に商品や自分たちのこだわりがわかるチラシ、サンプル(お味見)、後日申し込める申込み用紙を渡すこと!手ぶらで訪問しちゃダメです。そもそも、手ぶらなんて本当に商売人なのか?と怪しまれます。そして、電話、ファクス、メールの3種類の連絡先が田舎の人には必要です。
営業マンの鉄則 その4
会えた人を味方にする
今どき、ピンポン押してもマイク越しに断られて終わりです。それでも、もし家の人が出てきてくれたなら、その人に自分たちの商品の思いを恥ずかしがらずに、がっつり語って、味方にしましょう。田舎の人は意外と感動しやすいんです。
営業マンの鉄則 その5
紹介してもらう
その人が買わなくても、ご近所の奥さんや誰かを紹介してくれるかもしれません。目の前の人で終わらずに、あきらめずに、「こういうのが好きな方、どなたかいますかね~?」と自ら質問して紹介してもらうくらいの勢いでいてください。あなたの真剣さが伝われば、田舎ではピンポイントで「あそこの角のおうちの人は・・・」ということもあります。
営業マンの鉄則 その6
お客様に教えてもらう
もし、お客様が買ってくれなかったとしても、「どんなだったら買ってみたいですかね~?教えてもらえますか?」と質問してみる。奥様は口が軽やか(?)なので、人にお説教するのが大好き。あーでもない、こーでもない、と話してくれます。どうせ買ってくれないだろう、とお客様を敵視するのではなく「良い商品なのに…売れない理由を教えて?」とお客様の立場をもっと知らなきゃいけないんです!
今回の味噌おじさん、私なら
・きゅうりに味噌を乗っけたものが、お味見できる
・100gから販売してくれる(1週間お試し用、特別価格)
・チラシ、申込用紙があって、時間があるときにあとから情報をゆっくり確認できる
・真剣に売りたいんだ!という気合と、味噌を売ることはおじさんにとってどんな意味があるのか、が伝わってくる
・無添加、手作りだけでは今や差別化にはならないから、それに加えて、商品に対する情熱や愛情がしっかり伝わってくる
この5つがあったら、100gを買いました。さらに、味噌汁を作って「美味しい~!」と思えたら、実家の両親やご近所さんにも教えてあげたかもしれません。ネットでも買えるのなら、遠方に住む人にも贈答品で送れます。
味噌おじさんは、こういう、目に見えないチャンスも全部、逃してしまったのです。
売れない営業マンの方、わかります?自分が売る商品に「愛」や「情熱」をがっつり感じて、それを売ることは自分にとってどういう「意味」があるのか。これをしっかりお客様に伝えていないから、売れないんです!
自分が売る商品と、お客様に、真剣に向き合ってください。
営業とマーケティングは密接につながっています。作戦と度胸と真心、そして何よりも商品への「愛」が必要です。
味噌おじさん、しっかりしてくださいよ。
また会う日まで!(笑)
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