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本当はヒーラーになりたいあなたを助けるエネルギーヒーラー、中村久美恵です。ヒーラーになるのに今の職業は関係ありません^^
台風通過日の9月17日、裏庭の木の上(地面から2mくらい上)で、枝の分かれ目にしがみついて、びしょ濡れになっていた子猫を保護しました。
いったい、何がどうなって、大雨と強風で揺れる木の上にいたのかはわかりませんが。。。
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たまたまベランダに出たときに鳴き声に気づいたのですが、本当に、無事で良かったです。子猫は強風で飛ばされることがあるそうですが・・・真偽の程はわかりません。
今は走ったり、ジャンプしたりすることが出来るようになってきました。
6月にホームセンターの精米機の下から保護したアポロンが大きくなって、プロレスをしかけています。
(^_^;)
人間でいうと、まだ保育園児の、生後1ヶ月くらいです。元気に育ちますように…
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(・_・;)
ヒーラービギナーの皆さんがこれを目撃すると、「ええ~?どうしてえ~?」と驚いて、原因を探求しちゃいますよね。
(^_^;)
これは、ヒーラーのサポートを受け取ってもらえなかったということになります。ご本人に「私は変わるんだ」という決意、意図がなければすぐ元に戻ります。
ヒーラーのせいではないし、お客様が悪いわけでもありません。
タイミング、です。
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同時に、「何とか変わってほしいなあ」と願う優しいヒーラーさんは、違うアプローチ方法を探すかもしれません。
そんな方に、今日ご紹介するテクニックは役に立ちます。この技術を散りばめた「コンタクト」の素晴らしさは、認知症患者さんの変化を見るとわかります。
テクニックは、ユマニチュード、です。
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ヒーリング技術を知らなくても、「コンタクト」を自分の体で、体感的にわかるようになると、相手にそれが伝わるのが動画からよくわかります。
ここで言う、コンタクト、というのは触れる、という意味ではなく、心を通わせる、という意味です。
でも、ただ心を通わせるのではなく、アジェンダ(計画、予定)を持たずに、自分の筋書きがない状態で、です。
具体的に説明しましょう。
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アジェンダは、「話す前から、あるいは、話しながら考えていること、プランを練っていること、あるいはそのTO DO LIST」のことです。
例えば、お客様や患者さんが話すのを聞きながら、
「あ~、またこの話か・・・5回は聞いたな」
と思ったり、
「今日の夕飯どうしようかな~、もう面倒だから、冷凍でいっか」
と考えてみたりすることです。
心ここにあらず、ですね。グラウンディングしていない状態になっています。
(^_^;)
BBSHの卒業生なら、そんな自分の状態に気づいて、30秒以内に深いグラウンディングの状態に自分で戻るでしょう。訓練していない場合、気づくこと自体が困難です。
他にも、ヒーリングや対話の筋書きを事前に「こうなって、こうして、こんな会話をして、こうして・・・」とイメージする熱心なヒーラーさんやセラピストさんもいます。
それだけで終われば良いのですが、実際にお客様との対話で、その自分のイメージ通りになるよう、やんわりと持っていくのであれば、それもアジェンダです。(筋書き通りに進もうとする)
実はこれ、エゴによるコントロールです。そうすることで、誰が安心するのか?
自分ですよね、お客様ではなくて。だから、これはアウトです。
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このように、自分のアジェンダ(都合、プラン、理想、安心、筋書き、マニュアル)に沿って対応するのではなく、
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常に相手の表情、しぐさ、気持ち、ジェスチャーを受け取りながら、相手とエネルギー・ダンスするように、やりとりを続けていくことをコンタクト
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と私は定義しています。
実はこれ、気づかないけれど、多くの人は不安を感じます。
お客様や患者さんとのやりとりは「未知の世界」。何を言われて、何を聞かれて、どう反応されるのか、まったく、わからないですよね。だから、程度の差はあれ、誰もが不安を感じます。すると、本能的に安心したいので、アジェンダが欲しくなります。
実際の現場では、このアジェンダを手放す必要があります。ヒーラーやセラピストの仕事は自分が安心することではなく、相手が安心することですから。
さて、具体的にユマニチュードを現場で使っている動画を添付しましたが、認知症の患者さんということで、表情を大げさにする、ジェスチャーを大きくする、などの工夫をされています。腕や背中に手を触れるのも、様子を見ながらしています。
通常の会話でコンタクトを使う時は、ユマニチュードとコアの部分、中心の部分は同じです。
あなたの話を聴いているよ。(聞いている、ではなく、聴いている)
あなたの話していること、よくわかっているよ、理解しているよ。
と共感を示すと同時に、モラハラと正反対の、
「あなたのこと、大切に思っているよ」
というあなたへの「尊厳」を表します。尊厳は、あなたのことを大切に思う、扱うことです。
子どもの頃から、自分の意見、考え、行動などを理解してもらえなかった経験が多い人は、モラハラされても気づかないことが多くなります。それが普通、というスタンダードになってしまうからですね。
介護施設などでは、気づかないうちにモラハラが多くなります。
お年寄りからよく聞くのは「赤ちゃん(幼児)言葉で話しかけられて、馬鹿にされているように感じる。こちらはちゃんとわかってるのに。」という言葉です。
ゆっくり、大きな声で、というのはお年寄りとの会話の基本ですが、「言葉使い」はあくまでも大人らしく、です。
私たちには「出来ないことはダメなこと」という思い込みがあります。だから、色々なことができなくなっていくお年寄りをバカにしたり、子ども扱いしたりすることが増えていきます。
本当に必要なのは、「出来なくなっていくことを受け止める勇気」ではないでしょうか。
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