こんにちは!中村久美恵です。
「ケンカ➡食べる➡仲直り➡寝る」を繰り返すライオンの親戚、Tom & Jerry |
理由は、私がどうして、他人様が
自分軸から考え、判断し、人生を変えていく
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ことを助ける仕事を天職にしているのか、
なぜそんなにこの仕事が私にとって大事なのか、
そもそものきっかけを明確に表しているので、いつも私のブログを読んでくださるあなたともシェアすることは大事だな、と思ったからです。
もう2年前になりますが、SNSで一時期飛び交った「セシル・ザ・ライオン」。
あなたはご存じですか?
ご存じないかもしれないので、一応、説明しますね。
私が初めてセシルの話を知ったのは、チンパンジーの研究を続けている英国人女性のジェーン・グドール博士のインスタグラムでした↓
https://www.instagram.com/janegoodallinst/
ジンバブエの国立公園の保護地区で暮らしていた13歳のオスのライオン、セシル。
人を恐れずに堂々としていたので、公園を訪れる観光客に人気で、同時に、オックスフォード大学の研究対象になっていました。
ところが、2015年にアメリカ人歯科医によって殺されます。歯科医の趣味は狩猟でした。
ジェーン・グドール博士は、当時保護地区にいたセシルがジンバブエ人のガイドによって肉で保護地区の外に誘導され、アメリカ人歯科医によって苦しみが長引く方法で殺されたことに怒りを隠しませんでした。
なぜ、こんなことをしなければならないのか?
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博士のシンプルな疑問に、私は心から同意しました。
何で、こんなことをしてまで野生動物を殺す必要があるんだ?
趣味なんか、他にいくらでもあるだろうに?
自由の国アメリカの国民だからって、よその国に行ってまで野生動物ころす?
( ゚Д゚;)
そして、米国では「狩猟は違法ではないので」訴追なし?
( ゚Д゚;)
な、なんか、おかしくない?
何か違うんじゃないの?
( ゚Д゚;)
それに、違法とか訴追とかの前に、
人として、どうなんだ?!
人として成功しているのか?
これが当時の正直な気持ちでした。
いっぽうで、セシルのことがなければ、私が遠いアフリカの大地で多くの野生動物たちが人間の「趣味」で殺されていることに意識を向けることはありませんでした。大局的には、これがセシルの人生における「お役目」だった、といえるかもしれません。
この出来事以来、私は、
人間が良い・悪いという二元性を超えたところで自分自身を正直に感じて、現状を最善にするための決断、行動を選択するために、
今の自分にできることを追求しはじめました。
ヒーリングをするときでも、最初に意図する目的が異なれば、ヒーリングの内容も品質も変わってきますし、結果ももちろん変わります。私の意図によって、来て下さる(つながっていく)お客様はあきらかに違ってくるからです。
そして、私はBBSHで学んだ「ハラ」、別の言葉で言い表すと「自分軸」にたどり着きます。
すべてはここだ。人間が持つ4つのエネルギー次元のうち、3つ目の次元になるハラ。
これをしっかり感じて、
この次元から自分が求めるものを明確にして、それを実現するために最善の選択をする。
これからの地球に必要な人間は、そういう人間だ。
大げさではなく、本当にそう思いました。
人に惑わされず、
お金に惑わされず、
地位、役職や名誉に惑わされず、
自分軸は強くてタフで折れにくくて、
同時に柔軟で、
いつもクリアで、
その人が置かれた状況で
自分と周囲のための「最善」を意識しながら
あらゆる選択肢から「選び」「行動」できる人。
私に関わる人には、最終的にここを目指してほしい。
そういう人たちを増やして、一緒に世の中を変えていきたい。
そう、はっきりと願うようになりました。
あなたの人生に起こる、つらいこと、悲しいこと、悔しいこと、絶対に許せないと思うようなこと。そんな一見ネガティブなことが時には、私たちの奥深くから思いもよらない「強さと真実」を導き出してくれることがあります。私の場合、
愛犬マロンがわずか6歳で亡くなったとき。
セシルが人間の趣味で殺されたとき。
私にとって、自然と動物が自分にとっていかに価値あるものなのかを改めて自覚させてくれる出来事でした。そこから生まれた「こんな世界をを変えたい!」という気持ちが、今の私を形づくっています。
神様のもとにいったセシルは、私の愛犬と会うことがあるのかなあ?と思うこともあります。
どこにいても、彼らが幸せにしていてくれたら、何も言うことはありません。