「自分は十分ではない」と感じる人の背後には、さまざまなトラウマや心理的な要因が関係しています。
新人ヒーラーだった頃によくあったのが「お客様の役に立てない」、「まだまだ実力が足りない」、「本当に自分はこの仕事をして良いのだろうか」などの気持ちと迷いです。
こういった気持ちはすべて、元をただすと「私は十分ではない」という潜在意識がどっしり構えているから。
お金に困る人も、同じです。自分は十分ではないから、お金を持ってはいけない、と潜在意識で思っています。
こうなると、「私は十分ではないから、幸せになってはいけない」とさらに別の不幸を呼び寄せる思い込みができてきます。
あぶない、あぶない。
><;
そうなる前に、一般的な原因のいくつかを一緒に見てみましょう。 ^^
*****1. 幼少期の経験
厳格な親や保護者: 親からの期待が高すぎたり、条件付きの愛(「いい子」でなければ愛されない)を感じた場合、自己価値感が低下することがあります。
批判的な育て方: 「これでは足りない」「もっと頑張らなきゃ」と言われ続けると、自分が不十分だと思い込むようになります。
無視や過小評価: 感情や存在を否定されたり、価値を認められなかった経験を通して、自分を無価値に感じることがあります。
2. 比較と競争
兄弟姉妹や友人との比較: 他の人と比較され、いつも劣っていると感じた場合、自分が十分でないと信じ込む原因になります。
社会的なプレッシャー: 学校や社会での成功や達成の基準が高い環境で育った場合。
3. トラウマ的な出来事
いじめや社会的排除: 子どもの頃にいじめられたり、仲間外れにされた経験。
失敗体験: 何度も失敗を経験したことで、「自分は何をやってもダメだ」という信念が形成されることがあります。
4. 文化や社会の影響
完璧主義の押し付け: 特に日本の文化では、謙虚さや他者優先が重視されるため、「自分は十分ではない」と感じやすい傾向があります。
ジェンダー規範: 女性が「良い妻」「良い母」「仕事も家事も完璧であるべき」といった期待に応えられない場合、自分を責めることがあります。
5. 内的な心理的要因
自己否定の傾向: 内的な批判的な声が強い場合。
トラウマからくる不安: 過去のトラウマが原因で、常に自分を疑う傾向。
6. 外部からの継続的な否定
職場やパートナーからのモラルハラスメント: 継続的に価値を否定されると、自分を疑うようになります。
*****
対処方法としては、
自己肯定感を高める練習: 小さな成功体験を重ねたり、ポジティブな言葉を使う。
カウンセリングやセラピー: トラウマや過去の経験を整理し、癒すための専門的サポートを受ける。
マインドフルネス: 今の自分を受け入れ、否定的な考えをしている時に気づく練習。
過去を手放す: 原因に向き合い、「十分でない」という信念を少しずつ解消する。
などがあります。
例えば、親が小さい頃に構ってくれなかったとしても、それは親の都合で、あなたの価値とは全く関係なかった、と気づけたら?
ここで、「親は親、自分は自分。だから自分は幸せになっていい。」と自分に許可が出せれば、大成功ですね。
他人にアドバイスをもらっても、最終的には自分で自分に向き合うしかありません。
自分自身を大事にしていきましょうね。
^^
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