昨日、Facebookにも書きましたが、私の愛犬は今年から狂犬病予防接種を受けないことになりました。
保護してから3回めに当たる今年の予防接種で、愛犬は狂犬病ワクチンアレルギーということを説明され、獣医さんから「命の危険をおかしてまで注射する必要はないでしょう。」とお話がありました。
過去2年間、注射の後に具合が悪くなり、丸3日間、飲まず食わずでした。これは非常に懸念すべき状態で、私は本当に心配していました。
結果的に、ワクチンの種類を変えて注射することも可能であるが、だからといって必ず大丈夫とも限らない、ということで予防接種を控えることになりました。
動物病院の待合室で隣になった女性は「うちもね、去年は受けさせてないんですよ。」とおっしゃりました。聞くと、彼女のパグ(犬)は12歳、目が見えなくなってきていて、足元もおぼつかない状態でした。いつも家の中で飼っているため、もう注射はいいだろう、と受けなかったそうです。
いい飼い主さんだな、と思いました。犬の飼い主にとって、年に一回の狂犬病予防接種は義務です。これは厚生労働省の管轄となっていて、狂犬病予防法という法律があります。
注射をすると、注射済票というシールと首輪につける札をもらいます。地域の保健所でデータが更新され、登録済の飼い犬が何年に注射をしたかというのがわかるようになっています。動物管理センター(保健所管轄)では、迷子の犬を保護した際にこのデータを元にして飼い主を探します。
命には変えられない、ということで愛犬は予防接種を受けないことになりましたが、一方で、ほぼ100%のドッグランでは「予防接種をしていること」が利用条件に入っています。犬と一緒に泊まれる宿泊施設でも、予防接種が条件のところは多々あります。つまり、私の愛犬はもうそういうところでは遊べない、ということになります。
正直、複雑な思いでした。
ワクチンのアレルギーさえなければ、毎年注射をして、どんなところにあそびに行っても堂々としていられるのに。他のワンコたちとも遊べるのになあ。。。と孤独な気持ちを感じました。
とりあえず、動物管理センターへ電話して、他にもこういうワンコがいるのかどうかを確認してみることにしました。担当者は、「ああー、そうでしたかあ。。。」とお気の毒に、という声で言い、続けて「いやー、実は、そういうワンコは結構いるんですよ。」と話してくれました。
人間同様、ワンコの世界でもアレルギーが問題になっていて、たいへんな思いをされている飼い主さんは多いようです。
管理センターの方は、狂犬病予防接種を受けさせないわけではなく、アレルギーがあったからだということを記録しておきますね、と言ってくれました。
予防接種には1回につき、3050円の費用がかかります。2匹飼っていたら6100円。これが毎年続くので、年金暮らしのお年寄りや節約したい飼い主さんなどは、知っていても受けさせないことがあります。
私は今回のことで、法律や飼い主の義務が大事なのか、予防接種を条件として遊戯を提供する場所へ行くのが大事なのか、それとも愛犬の健康が大事なのか、そのバランスの取り方に困りました。
でも、結局のところ、注射をさせないと決めた勇気は「何があっても愛犬を守る」という私の信条から来たものだと思っています。自分自身の決断に後悔しないために、何が一番大事なのか?に集中して選択することです。
あの時、注射を受けさせていなければ。
あの時、獣医にNOと言えていたなら。
あの時、動物管理センターに電話して相談していたなら。
万が一のことがあっても、愛犬は生き返りません。たとえ法律を守らなくても、必要条件を満たさなくても、愛犬が元気で長生きしてくれることが一番大事。そのためにドッグランで遊べなくても、泊まれる宿泊施設が減ってもしょうがない。それが私の出した結論でした。
後悔する生き方はしたくない。そういう自分にはっきりと気づいた今回の出来事でした。
2013/04/19
2013/04/15
Make it happen
最近、この番組にハマって、まとめて見ました。48時間、100万円という時間と予算の制限の中で、レストラン経営をあらゆる面から建てなおしていく番組なのですが、そこでシェフ、ロバートがよく言う言葉があります。
「You can't? Make it happen!!」
無理だ、というプロフェッショナルたちをまとめて、何がなんでも実現させるという意気込みがよく伝わってくるやりとりです。まあ、無理だ!という言葉は完全無視されて、奇跡を起こすしかない、ということなんですけどね(笑)
落ちぶれてしまったレストランに共通していることがあります。それは:
これは色んな自営業の人が参考にできることがあるのではないでしょうか。
番組に取り上げられるレストランのほとんどはコスト管理が徹底されておらず、ゆえにコストが高くつく冷凍食品、缶詰が多用されています。メニューの値段が安すぎる場合もあります。これは原価に人件費や儲け分が加算されていないからです。つまり、オーダーが入れば入るほど赤字になってしまうのです。
私が知っている美容室で、空気が流れておらず、信じられないほど汚れたブーツを履いた女性が経営している店があります。(いえいえ、アンティーク加工のブーツではありませんよ!)その店は彼女がやっとこさオープンした店でした。
お金をかけられないことは多々あります。けど、掃除は無料でできます。数百円の洗剤を買うだけです。窓を開けて空気を入れ替えることも無料です。苦労してオープンした店なのに、なぜこうなってしまうのでしょう?
美容室という場所は「おしゃれになるための場所」です。少なくとも、そこで働く人なら多少のセンスが必要となることは目に見えています。おしゃれになるための場所で、お客様に信頼してもらえなければ、その人は二度と戻ってこないでしょう。
リーダーシップを発揮するのも経営者として大事なことですが、これはエネルギー的に見ると、バウンダリー(境界線)の問題があります。ボスと従業員なのに、友達同士のようにわきあいあいな人間関係である場合、結局、頼り甲斐がない、指示してもらえない、という不満が従業員にたまっていきます。ボスを尊敬できないので、いうことも聞いてくれなくなります。(えらいこっちゃ!)
経営者が自信をなくしている場合もありますし、情熱はとっくに忘れてしまった、という場合もあります。売上が落ちていく中、最初の頃に抱いていた夢や希望がなくなってしまうのでしょう。
人間関係も大きく影響します。経営者がスタッフや家族のいうことに耳をかさない、変わろうとしない場合は大変です。あきらめムードが従業員や家族に広がって、何のために働いているんだろう、とやる気をなくしてしまいます。
変わる勇気、他人の意見にオープンマインドでいることは経営者として活躍し続けたいならとても重要なことです。従業員のいうことを聞いたら負け、という感覚で頑なに変わることを拒否する経営者のなんと多いことよ!番組を見ておどろきました。
まさに経営者は四苦八苦なのですが、ここでMake it happenが本当になります。必要な知識を与え、技術を伝え、やって見せて、さらに人海戦術をもって実現させていきます。
結果を見ると奇跡のようなのですが、実は、当たり前になってしまったことを見なおして、強く実現させていくことの積み重ねに過ぎません。
「絶対に失敗させない。」 そうロバートシェフから言われて涙する経営者からは、長い間、誰の助けも借りずに一人で何とかしようともがいて来た苦しみや悲しみと同時に、ホッと安堵しているのを感じます。
よく経営者は孤独だ、と言われますが、経営者こそ、相談相手が最も必要なのではないでしょうか。その肩に家族の、従業員の、そして従業員の家族の生活がかかっています。そんな重圧に一人ですべて対応することは不可能でしょう。
プロにはプロの協力者が必要です。「何としても、やり遂げる。」という思いを100%サポートしてくれるプロフェッショナルたち。私はそういううプロでありたいと心から願っています。
「You can't? Make it happen!!」
無理だ、というプロフェッショナルたちをまとめて、何がなんでも実現させるという意気込みがよく伝わってくるやりとりです。まあ、無理だ!という言葉は完全無視されて、奇跡を起こすしかない、ということなんですけどね(笑)
落ちぶれてしまったレストランに共通していることがあります。それは:
- コスト管理が徹底していない
- 掃除が徹底されていない
- リーダーがいない
- 人間関係に問題がある
これは色んな自営業の人が参考にできることがあるのではないでしょうか。
番組に取り上げられるレストランのほとんどはコスト管理が徹底されておらず、ゆえにコストが高くつく冷凍食品、缶詰が多用されています。メニューの値段が安すぎる場合もあります。これは原価に人件費や儲け分が加算されていないからです。つまり、オーダーが入れば入るほど赤字になってしまうのです。
私が知っている美容室で、空気が流れておらず、信じられないほど汚れたブーツを履いた女性が経営している店があります。(いえいえ、アンティーク加工のブーツではありませんよ!)その店は彼女がやっとこさオープンした店でした。
お金をかけられないことは多々あります。けど、掃除は無料でできます。数百円の洗剤を買うだけです。窓を開けて空気を入れ替えることも無料です。苦労してオープンした店なのに、なぜこうなってしまうのでしょう?
美容室という場所は「おしゃれになるための場所」です。少なくとも、そこで働く人なら多少のセンスが必要となることは目に見えています。おしゃれになるための場所で、お客様に信頼してもらえなければ、その人は二度と戻ってこないでしょう。
リーダーシップを発揮するのも経営者として大事なことですが、これはエネルギー的に見ると、バウンダリー(境界線)の問題があります。ボスと従業員なのに、友達同士のようにわきあいあいな人間関係である場合、結局、頼り甲斐がない、指示してもらえない、という不満が従業員にたまっていきます。ボスを尊敬できないので、いうことも聞いてくれなくなります。(えらいこっちゃ!)
経営者が自信をなくしている場合もありますし、情熱はとっくに忘れてしまった、という場合もあります。売上が落ちていく中、最初の頃に抱いていた夢や希望がなくなってしまうのでしょう。
人間関係も大きく影響します。経営者がスタッフや家族のいうことに耳をかさない、変わろうとしない場合は大変です。あきらめムードが従業員や家族に広がって、何のために働いているんだろう、とやる気をなくしてしまいます。
変わる勇気、他人の意見にオープンマインドでいることは経営者として活躍し続けたいならとても重要なことです。従業員のいうことを聞いたら負け、という感覚で頑なに変わることを拒否する経営者のなんと多いことよ!番組を見ておどろきました。
まさに経営者は四苦八苦なのですが、ここでMake it happenが本当になります。必要な知識を与え、技術を伝え、やって見せて、さらに人海戦術をもって実現させていきます。
結果を見ると奇跡のようなのですが、実は、当たり前になってしまったことを見なおして、強く実現させていくことの積み重ねに過ぎません。
「絶対に失敗させない。」 そうロバートシェフから言われて涙する経営者からは、長い間、誰の助けも借りずに一人で何とかしようともがいて来た苦しみや悲しみと同時に、ホッと安堵しているのを感じます。
よく経営者は孤独だ、と言われますが、経営者こそ、相談相手が最も必要なのではないでしょうか。その肩に家族の、従業員の、そして従業員の家族の生活がかかっています。そんな重圧に一人ですべて対応することは不可能でしょう。
プロにはプロの協力者が必要です。「何としても、やり遂げる。」という思いを100%サポートしてくれるプロフェッショナルたち。私はそういううプロでありたいと心から願っています。
2013/03/11
3.11によせて
今朝、ネットで注文した本が届きました。題名は「いのちをつなぐ」、です。
「いのちをつなぐ」は、国際セラピードッグ協会代表の大木トオルさんの著書です。大木さんは福島の飼い主をなくした犬たち、殺処分寸前の犬たちを保護して、りっぱなセラピードッグたちを育てています。この本が3月11日に届くなんて、何ともいえない気持ちになりました。
今日、14:45に、私の住む町でもサイレンが鳴りました。愛犬といっしょに、神妙な気持ちで手を合わせました。
まだまだ終わっていない、被災地の現状。家も、家族も、犬もなくした人たちがいます。市役所の職員が足りずに、日本中から応援に行っていますが、応援職員の自殺もあります。「自分は本当に被災者たちの役にたっているのだろうか」と、亡くなる前に上司に話していたと新聞で読みました。
茨城に非難した家族は「被爆者は来るな!」と近所のひとたちから言われ、避難をあきらめました。北九州に避難した家族は周囲の親切に感謝しつつも、こどもがいじめられるかも、との思いから車のプレートを被災地のものから北九州に変えました。
本当に、胸が痛みます。2年経っても、何も終わっていないのです。
わたしたちに、何ができるでしょうか。
大木トオルさんの有名な著書、「名犬チロリ」にこんな一文があります。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、チロリは飼い主から棒か杖のようなものでたたかれて育ち、腰や足の骨が変形していました。そして、赤ちゃんを産んだために、団地のごみ箱に赤ちゃんたちとともに捨てられていた犬です。
生きることを決してあきらめないということは、非常に勇気がいることです。日本各地に避難している被災者の方々が、決して「生き残った自分」を責めたり、罪悪感をもったりせず、亡くなられた方や動物たちの分まで、しっかり生きてほしいと願っています。
私たちにできるのは、いまも心を痛めながら生きている彼らのことを「なかったこと」にせず、できる限りのサポートを提供していくことだと思います。
自分にできることは何か。
1人が何か1つのことをすれば、どれだけたくさんの人たちが癒されることか。
自分自身の才能を見直す時期かもしれません。
「いのちをつなぐ」は、国際セラピードッグ協会代表の大木トオルさんの著書です。大木さんは福島の飼い主をなくした犬たち、殺処分寸前の犬たちを保護して、りっぱなセラピードッグたちを育てています。この本が3月11日に届くなんて、何ともいえない気持ちになりました。
今日、14:45に、私の住む町でもサイレンが鳴りました。愛犬といっしょに、神妙な気持ちで手を合わせました。
まだまだ終わっていない、被災地の現状。家も、家族も、犬もなくした人たちがいます。市役所の職員が足りずに、日本中から応援に行っていますが、応援職員の自殺もあります。「自分は本当に被災者たちの役にたっているのだろうか」と、亡くなる前に上司に話していたと新聞で読みました。
茨城に非難した家族は「被爆者は来るな!」と近所のひとたちから言われ、避難をあきらめました。北九州に避難した家族は周囲の親切に感謝しつつも、こどもがいじめられるかも、との思いから車のプレートを被災地のものから北九州に変えました。
本当に、胸が痛みます。2年経っても、何も終わっていないのです。
わたしたちに、何ができるでしょうか。
大木トオルさんの有名な著書、「名犬チロリ」にこんな一文があります。
「・・・小学生が書いてくれた手紙には、「人間から虐待をうけた犬が、なぜ、人間にやさしくできるのかふしぎに感じました。もし、わたしが犬だったら、もう人間なんて信用できないと思います」とありました。
そのとおりです。
どのような人もわけへだてなく受け入れようとする犬の心の広さや純粋さにふれると、謙虚な気持ちになります。」
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、チロリは飼い主から棒か杖のようなものでたたかれて育ち、腰や足の骨が変形していました。そして、赤ちゃんを産んだために、団地のごみ箱に赤ちゃんたちとともに捨てられていた犬です。
生きることを決してあきらめないということは、非常に勇気がいることです。日本各地に避難している被災者の方々が、決して「生き残った自分」を責めたり、罪悪感をもったりせず、亡くなられた方や動物たちの分まで、しっかり生きてほしいと願っています。
私たちにできるのは、いまも心を痛めながら生きている彼らのことを「なかったこと」にせず、できる限りのサポートを提供していくことだと思います。
自分にできることは何か。
1人が何か1つのことをすれば、どれだけたくさんの人たちが癒されることか。
自分自身の才能を見直す時期かもしれません。
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本日のメッセージ
【自己紹介】 中村久美恵 BBSH2011年卒業BHSプラクティショナー💖動物が大好きなエネルギーヒーラーです💛犬2匹猫30匹をお看取りした経験から、ペットロスのヒーリングサポートをしています。こんにちは、中村久美恵です^^ 今日もあなたが目覚めるメッセージ♡お届けします。 ...
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こんにちは! エゴはあってもいいけど、 夢の実現の妨げにもなるよね~、 と思う中村久美恵です。 さて、昨日の続きです。 今日、初めてこのブログにいらした方は 昨日の記事から読むとわかりやすいですよ~☆彡 昨日は下のリストの1と2につい...
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【自己紹介】 中村久美恵 2011年BBSH卒業、BHSプラクティショナー。会社員を経て、宇宙と自然と動物を愛するエネルギーヒーラーへ。オンラインでエネルギーヒーリング、カウンセリングを提供中。 BHSプラクティショナー(卒業生)のロゴ 今日は BBSH日本校開校のお知らせ です...
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【自己紹介】 中村久美恵 2011年BBSH卒業、BHSプラクティショナー。会社員を経て、宇宙と自然と動物を愛するエネルギーヒーラーへ。オンラインでヒーリング&カウンセリングを提供中。 ーーーーー 自分を癒すと周りの人も癒される、こんにちは、エネルギーヒーラーの中村久美恵です^...