ビル・カニンガムという、
おじいちゃんの(失礼!)
ファッション写真家をご存じですか?
ニューヨークタイムズのStyle欄に
毎週末、彼の写真が掲載されています。
同サイトでは彼の音声で
写真の説明や彼が感じたことを
話しているのが聴けます。
NY TIMES website
初めて彼を知ったのはDVDでした。
プラダを着た悪魔、という映画のモデルとなった
USヴォーグというファッション雑誌の編集長に
「私たちは彼のために着飾っているのよ」と
言わしめてしまうほどの人物。
彼に写真を撮ってもらえないときは
アナ・ウィンターさえも、がっかりだそうです。
ビル・カニンガムのもとには毎週
数えきれないくらいの
イベント招待状が届きますが、
どれに足を運ぶか、
ご自身に正直に選んでいます。
彼はその経歴と作品から
カメラマンとして
デザイナーたちからとても
尊敬されていることが
よくわかります。
それなのに!
スーパーで売ってるような
安い作業服をジャケット代わりに、
NY中を自転車+メッセンジャーバッグで
かけめぐり、写真を撮り続けています。
周囲からの評価は高くても
たくさんお金を稼ぐようになっても、
ご本人の他人に対する態度、
好きなものに対する価値観、
仕事に対する姿勢が
変わらないところが素敵です。
同じようなことを
このメジャーリーガーからも
感じました。
一生懸命働いて、シンプルに暮らす。
年齢を重ねても、
年収が変わっても、
環境が変わっても、
変わらない彼らの
自分の価値観に対する
ゆるぎない姿勢。
何が自分にとって大切なのか、
よくわかっています。
自分もそうありたいと、
彼らを尊敬しています。
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