忘れもしません、4年前のこの日。
信じられない思いで、
仙台空港に津波がなだれ込む様子を
インターネットの動画で何度も見ました。
ご近所の老夫婦はTVを見ても
実際に起こっていることだと
信じられなかったそうです。
私が住む福岡県にも、
福島から移住していらした方たちが
多く住んでいます。
今朝のラジオで
福島で居酒屋を営んでいらした家族が
福岡で和食屋を始めた、
地元の人はかれらが福島から来たと知ると
「がんばってね。」と声をかけてくれるそうだ、
と話していました。
人はまだまだ捨てたもんじゃないな、と思います。
この家族は福島を出る決心をしたとき、
周囲の人たちから
「福島を見捨てるのか!」
と責められたそうです。
神奈川県に住んでいる私の知り合いも、
同じようなことを話していました。
みな口には出さないけれど
暗黙の了解として
「お互い、ここから逃げないこと」
という雰囲気があったそうです。
今もあるのかな?
私が思うのは、
「他人はあなたの人生を歩めない」
という事実をどうとらえるか、です。
こどもにも大人にもありますが、
「●●さんが△△と言ったから、私もやらない。」
「仲間はずれになりたくないから、やる。」
というときがありますよね。
どちらの場合も、最終的に
やらない・やる、と決断したのは自分です。
だから、やっぱり自分の責任です。
決断の結果を、
肉体の健康面で、
精神的な安心感について、
人間関係の感情面も、
「受け取る」のは自分です。
すべては自分に返ってきます。
人と違う決断をしても、
それが、どうしても
自分に必要だと思えたなら、
堂々と行動すればよいと思います。
今も多くの方が
福島のために働いています。
放射能の影響は長く長く続くだろうけれど、
それにも負けないで、
忍耐強く生きる人たちを
心から誇りに思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿