アカデミー賞で受賞した
グレアム・ムーアという男性の
スピーチ、感動的でした。
こういうことを言ってくれる人が
出てきたんだな~としみじみ。
脚色賞を受賞した彼は
16歳のときに自殺未遂したことを
スピーチで話しました。
続けて、
「(自殺未遂した理由は)
僕は自分が変だと思っていたし、
人と違っていると思っていたし、
居場所がないと感じていたからです。
でも、いま、ここにいます。
そして、もし
自分は変だ、人と違う、
どこにも居場所がないと
感じている人がいたら
いいえ、あなたの居場所は必ずあります。
僕が約束します。
そして、次はあなたの番です。
あなたがこのステージに立ったら
次の人にこのメッセージを
伝えてあげてください。」
とスピーチしました。
この後、大喝采で
多くのスター達が立ち上がって
拍手をしていました。
ツイッターでは
#(ハッシュタグ)変なままでいよう
人と違うままでいよう、という
言葉がまたたくまに広がりました。
この言葉に助けられた人が
あるいは今助けられている人が
どれだけいるだろう、と思います。
自分はなぜか、理由はわからないけど
人と違うとあなたが思っているなら、
同じような人がたくさんいるから
心配する必要はありません。
そもそも、私もそう感じていた一人でした。
そうして、そのまま人生を歩んできました。
そして、あるとき、BBSHに入学してみたら
そんな自分を「完全に」受け入れてもらえる
場所があるということを知りました。
そして、その孤独感を「個性」として
人と違う道を歩んでいいのだ、と思える
勇気をもらいました。
○○か●●大学へいって、
○○円くらいの給料がもらえる会社に入って、
幾つくらいになったら結婚して、
少子化社会だからこどもを生んで、、、
社会が若者たちに期待する「レール」を
そのまま行くことは安心につながります。
けれど、そこからはみでてしまうと
「自分はダメなんだ」
「自分は出来ないんだ」
「ほかの人は出来てるのに」
などと落ち込んでしまいがち。
本当は一人一人違うはずなのに
いつのまにか
「みんなと一緒だと安心」
「みんなと違うと不安」
という見えない枠にはまって、
自分じゃない誰かに
なっているのかも。
人と違うことが当たり前だからこそ、
世の中のいろいろなことが
回っていくんじゃないかな、と思います。
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