2012/08/16

思いやりネットワーク

最近、お世話になってきた方や以前のクライアント様、また私の友人たちに以下のような手紙(メール)を送りました。今回は、この手紙が本当に意味するところについて書きたいと思います。

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お世話になっている皆様へ 
 残暑お見舞い申し上げます。まだまだ蒸し暑い日が続きますね。その後、お変わりなくお過ごしでしょうか。 

私は昨年6月に米国のバーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリングを卒業して以来、エネルギー・ヒーリングの個人セッションを行ってきました。卒業以前は医療レベルの(高品質の)エッセンシャルオイルを使ったアロマトリートメントを主に行っておりましたが、現在は嬉しいことに、エネルギー・ヒーリングをご希望の方が増えていらしゃいました。おかげさまで、仕事も順調に成長してきております。 

セッションにいらして、痛みが改善したり、対人関係が改善した方たちの中で「こんなのが(ヒーリングが)あったなんて、知らなかった。」とおっしゃる方が何人もいらっしゃったのですが、私はもっと多くの人たちにエネルギー・ヒーリングを体験してほしい、自分を健康に保つための幅広い選択肢の1つとして知ってほしい、と願ってきました。

皆様の周りで、エネルギー・ヒーリングが必要、またはやってみたらいいのではないか、と思い当たる方はいらっしゃいますか?遠隔ヒーリングができるので、福岡に(日本に)住んでいる必要はありません。具体的には、

  • 30代以上の働いている、または忙しい女性で
  • 人間関係に悩んでいる
  • 人生でいま、どうしていいかわからないことがある
  • 自分の置かれている環境を変えたい
  • 本当にやりたいことを見つけたい
  • からだ・心・精神的なバランスを取り戻したい

というような方です。皆様も、皆様のご友人、ご家族の皆様、同僚の方やクラブ/サークルのお仲間も、何も失うものはありません。皆様のご友人が初回セッション終了後、全く満足されなかった場合、私はお代をいただきません。また、ご友人が3名セッションを受けるごとに、皆様には私のフルセッションを1回無料で提供させて頂きます。 

皆様の中で、または皆様の周りに、対人関係で疲れている女性や本当にやりたいことが何かわからないという女性はいませんか?退職、転職で悩んでいる女性や、退院後で体と心のバランスをケアしたい、という方はいませんか。私はそういう方々のお役に立てます。ご友人には紹介者として皆様の名前を私に伝えるようにと言って、私の予約用メールアドレス(kumienakamura@gmail.com)または電話番号(0942-21-3779)を教えてあげてください。私のホームページはhttp://www.kumienakamura.tumblr.comです。

 それでは、皆様もまだまだ続く暑さに負けないよう、お身体ご自愛のうえ健やかにお過ごしください。 
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さくさくと書いて、とっとと出したわけでは全くございません。(笑)実は2か月近くかかりました。書き始めるまでの間、書き始めてから、書き終わってからも、自分の中にさまざまな疑問や否定、罪悪感などが生まれてきました。

以前の私は、他人にお願いすること(この手紙の場合は「紹介」)にとても罪悪感を感じました。それはまるで他人を強制しているように感じたからです。

でも、実は違いました。

今回、深いプロセスが寄せては返る波のように押し寄せてきて、実は、「紹介」がどれほど感謝に満ちているものかということがわかりました。

具体的にお話ししましょう。

もし、誰かがあなたに私を紹介したとしたら、その誰かは、あなたのさまざまな悩みを知った・知っていたわけです。そして、その時から、その誰かの頭の隅にはあなたのためのスペースができます。あなたの体調や心配ごと、心理的な不安や入退院のことを気にかけてくれるスペースです。

あなたのさまざまな悩みを知った・知っていた「誰か」は、たとえ無意識であったとしても、その悩みのことを気にかけてくれていた、ということになります。

ここなのです、本当の、「紹介」の意味は。どのような内容であれ、紹介というのは相手に対しての「思いやり」がなければ行われないのです。

「最近、夜、眠れなくて。」
「仕事がうまくいかなくて。」
「彼とうまくいかないんだよね。」

こんなつぶやきを聞いた友人や家族や同僚は、たとえ無意識であっても、それらが解決すればいいなあという思いやりや希望を持って、暗い部屋にキャンドルの火をともしてくれます。

「エネルギー・ヒーリングとか、嫌じゃなかったら受けてみれば?私、やってる人、知ってるよ。」

私にはまるで、光のネットワークがどんどん広がるように感じられました。私の手紙(メール)を受け取った人たちが、光の大使となって、さらに光を広げてくれるのです。

マーケティングの世界では口コミと言われるものかもしれません。でも、ここに「誰かへの思いやりや愛」というエッセンスが加わることで、あなたにとって本当に大切な、人生を変えるほどの光がやってくるかもしれないのです。

郵送で手紙をお送りした方には新しく出来あがった名刺を3枚、同封させていただきました。裏は15分間の無料相談を予約できるカードになっています。今年じゅうに、皆さんのお手元に3枚ずつ、お届けします。

まだ、受け取っていらっしゃらないかた、どうぞお楽しみに。必ず送らせていただきます。



2012/08/08

コントロールからwin-winへ

最近、ビジネス内容としてはwin-winの内容なのに、なぜか私には「相手をコントロールしている」「相手に強制している」と感じられたことがありました。


具体的にお話ししましょう。


ビジネスの取引相手AとBがいます。AはBに商品を売り、Bは売上のマージンをAに納めます。ある日、AはBに条件を持ち出します。「Bさん、売り上げのマージンのうち、10%はあなたが取っていいですよ。」Bは喜んで、いつもよりたくさん商品を買いました。売れば売るほど、10%の金額が大きくなるからです。Aにしてみれば、Bにたくさん買ってもらうことで得をします。マージンが10%減っても、損にはなりません。つまり、どちらも得をするというものです。


本田健さんの本で似たような内容が書かれていました。たくさんの電球を1個1ドルで売りたいのですが、なかなか買ってもらえません。そこで、ある家の人に言いました。「電球交換の作業は私がやりますので、1個1ドルで買ってもらえませんか?」たまたま相手がお年寄りだったので、この申し出はとても喜ばれた、というものでした。


私はこの「○○しますので、△△してもらえませんか?」という条件付きの契約に反応しました。親切からの行動ではない、と感じたのです。「ダイヤモンドを買ってくれたら、愛してあげるわよ。」もしくは「君が仕事を辞めるなら、結婚するよ。」という類(たぐい)のものに感じられました。


どうしてでしょう?


私はこの「嫌だな。」と思う気持ちを丁寧に感じてみました。すると、小さくて、硬くて、冷たい、パチンコ玉のような「孤独」だとわかりました。もし、このパチンコ玉が話せるとしたら?すると、パチンコ玉が私の心の中で、こう言いました。


「どうせ、自分なんて、誰も気にしてはくれない。」


実はこれ、ハコミセラピー(ハコミ療法)と言われるセラピーのやり方です。こんなネガティブなことを思っているのは、もちろん私自身なのです。実際には6歳だった私が、親から自分の悲しみをしっかりと受け取ってもらえなかった経験(「そんなこと言ってないで、早く寝なさい」等。)が影響していました。


さらに、親の感情がわからない(どう思っているのかわからない)=不安になる=おべっかを使う、機嫌を取る、という手段に出たことがわかりました。こどもの防衛本能です。好かれなければ、食事にありつけません。生死にかかわる大問題です。


私はイメージの中の、こどもの自分を助けに行きました。そして一緒に、母親のところへ行って、こどもの私がとても困っていることを伝えました。母親は驚いて、ちょっと困った顔でこう話したのでした。


「まあ、そう・・・実は、○○さんが亡くなったことは確かに悲しいけれど、反面、私は負担になっていた仕事が減ったから、ちょっと助かった面もあるのよ。」


大人の事情が、こどもにわかるはずもありません。亡くなった人の看病が大きな負担になっていた若かりし頃の母親は、実際にはホッとした面があったのでしょう。母親はこどもの私に謝り、2人は仲直りをして、一緒に帰っていきました。


それ以来、私の中で同じことを感じてみても、以前のイメージが払拭されました。そこには良いも悪いもなくて、思いやりのビジネスがwin-winで存在しています。例えて言うと、「おかげさまで」という言葉に代表されるような感覚です。


そういえば、電球の話では、喜んだお年寄りが他の似たような人をたくさん紹介してくれたので、電球はあっという間に売りきれてしまったのだそうです。



2012/08/01

こがね虫vsオオスズメバチ!

今日からいよいよ8月ですね。九州の日差しは、東京と比較すると、本当に強いです。愛犬と朝の散歩をしていても、午前7時過ぎには途端に日差しが強くなり、頬が熱い、とはっきり感じるくらいです。ウォーキングをしている人たちは、サングラス、帽子、長そでシャツ、手袋がお決まりファッション。曇りの日でも油断なりません。 


逆に夕方はいつまでも明るくて(とは言え、ヨーロッパほどではないですが)午後8時でもまだ少し明るいです。今日書くお話しは、その夕方の散歩である公園で見かけた光景です。正確には、どうぶつじゃなくて、昆虫なんですけどね(汗)どうしても忘れられないシーンだったので、やっぱり書くことにしました。


 川沿いにあるその公園は、愛犬もときどき立ち寄るスポット。その日の夕方はちょうど公園を横切って家に帰る途中でした。舗道沿いにある大きな木。その近くで「ブ~ン、ブ~ン!」とやたら耳につく音がしていることに気づきました。なんだろうと見てみると、いままで見たこともないような、大きコガネムシが飛んでいました。体長が3.5センチくらいはあったと思います。幹からつかず離れずで、左右180度に反転しながら飛んでいます。


 「変だなあ?」。そう思って少し近づいてみると、なんと、オオスズメバチ!これも初めて見ました。体長は5センチくらいで、顔がまんまるのオレンジ色。すごく大きい蜂です。思わず、愛犬と飛びのき、(実際には私だけが驚いたのですが)数歩後ろに下がりました。 


よく見ると、木の幹の中央あたりに裂け目があって、どうやらその奥にはコガネムシ一家の赤ちゃんたちが大勢いるようでした。なぜなら、幹の反対側には、お母さんコガネムシと思われる別のコガネムシがおろおろ行ったり来たりしていたからです。 


お父さんコガネムシはオオスズメバチが裂け目の中の赤ん坊たちを襲おうとしているのを止めたいのですが、なんと、スズメバチがお父さんコガネムシを頭突きして(本当に見ました!お父さん、飛んでるのに!)「来るな!お前も怪我するぞ!」とやっているのです。お父さんコガネムシは果敢に何度もチャレンジするのですが、そのたびにスズメバチが大きなオレンジ色の頭でグイ、グイ、とお父さんを突き離します。こどもたちを守りたいのに、自分も命が危ない・・・。 


本当に、真剣に守りたいのに、どうしようもない、力の差。自然のなかでは当然と言えば当然なのですが、私はこのシーンを見て、人間のことを思いました。 


例えば、DVを受けているこどもを守れない母親。自分の命も危ないうえに、男性との力の差はどうしようもありません。
例えば、災害からこどもを守れない両親。自然には決して逆らえないし、多くの人間が太刀打ちできないという現実があります。
例えば、離婚協議中の両親。今までも頑張ったし、あらゆる方法を試してみて、子どものために一緒にいようと努力してきたけれど、どうしても一緒にはいられないという結論に至ることがあります。


大人が真剣になっても、命を顧みず頑張っても、どうしても、できないことがある。だからといって、子供を見捨てたわけではないのです。子どもの立場からすると、「(お父さんが・お母さんが)自分を見放した」と思う瞬間があるかもしれません。大人は何でもできる、というのが子どもの感覚だからです。でも、実はそうじゃない。 


どんなにがんばっても、どうしても出来ないことがあって、だからといって、大人が何もしなかったわけではないんだよな。そう思って、公園を後にしました。その後、あの木の前を通ってはいません。いったい、どうなったのかな・・・。



本日のメッセージ

【自己紹介】 中村久美恵 BBSH2011年卒業BHSプラクティショナー💖動物が大好きなエネルギーヒーラーです💛犬2匹猫30匹をお看取りした経験から、ペットロスのヒーリングサポートをしています。こんにちは、中村久美恵です^^ 今日もあなたが目覚めるメッセージ♡お届けします。 ...