2012/12/19

年末、いろいろ。

久々の更新です。みなさん、お元気ですか?

冬至まであと2日、マヤ暦の終わりまであと2日、クリスマスまであと6日、年賀状の元旦到着締め切りまであと6日、大晦日の紅白歌合戦まであと12日。13日目は新年ですよ?11月からマッハで時間が過ぎて、先月を去年に感じます。


先日、「ゴマブッ子」さんのブログを偶然読んで、感心しました。読みやすく楽しい文章と的確なアドバイス。すごい人がいたものだわ!そしてまた、斬ってほしい女性の多いこと、多いこと(笑)もし、みなさんがまだご存知でなければ、ぜひチェックしてみてください。


さて、都会ではクリスマス・イルミネーションが美しいこの時期、田舎のクリスマスは限りなく地味です。はっきり言って、普通の日とかわりません。それでも、個人的には10月くらいから竹内まりあさんの「素敵なホリディ」という曲(♪ク~リスゥマァスゥがこっとしぃもぉや~あってくっるぅ~)が頭をぐるぐる旋回しはじめ、外国のチョコやクッキーやクリスマスのアドベント・カレンダーを買って盛り上がりました。ました、と過去形なのは既に盛り下がっているからです。


なぜか?


11月下旬にPCが壊れたからです(涙)4年しか使ってないのに。でも、ITの世界で4年前、というとまるでシーラカンスとか、カブトガニとか、パオー!と鳴く恐竜でも出てきそうなくらい、昔のことなのでしょうか。サポートサービスなんて、とっくの昔に終わっていました。結局、やすーい新品を買うことになりました。まあ、そのおかげでデータ&メールの整理整頓が強制的に実行されたのですけどね。


その新品PCですが、動くのが早くて、ついていけなくってよ?(ゴマブッ子さん?)あっという間に起動されて、「ほら、早くパスワード入れて!」の画面になってるし、非常に反応がよくって「えー?何でこの画面に変わったの?」と焦る、焦る。そんな中、数年前に秋葉原でお世話になった修理屋さんを思い出しました。


修理屋さんなんて初めて行った私は、「きっと、頭がボサボサで、服も無頓着な感じで、黒縁のすごく分厚いめがねをかけてて、レンズは脂で汚れてて、愛想が悪くて、AKBを追っかけていそうな、できれば近寄りたくないような人がでてくるのよ!」と恐れおののいていました。(笑)


すると、想像以上にこざっぱりしたお兄さんが登場。(笑)PCのデータを取り出す作業は、私とついてきてくれた友人が初アキバdeランチをしている間にサクサク進み、あっという間だったのでした。


このお兄さん、本当にすごくて、「不可能はない!!」という自信満々、ありとあらゆる質問にわかりやすく答えてくれて、その上、キーボードをたたく指が、本当に、冗談抜きで、「目に見えない速さ」だったんです。あのスピードを見た瞬間、「こんな人が世の中にいるなんて?!」と恐怖が尊敬に変わりました。今ごろ、何してるのかなー?(笑)


しかも、お兄さんの作業台の上にあったPCは英語のウェブサイト画面になっていて、その雰囲気から「イケないことを可能にするためにアクセスするサイト」な香りがプンプンにおっていました。最後に必要なものを全部受け取ったときに「これ、前のPCの部品ですけど、お返ししますね。これがPCに残っていると、普通は無理ですけど、自分たちみたいな(プロ)には、全部データを復帰できちゃうんで。」と、恐ろしいことをさりげなく教えてくれたのでした・・・。


ちなみに、昨年、PCを地元の修理屋さんに持っていったら、私よりもわからないお兄さんが出てきて困りました。(涙)なんだかんだいって、秋葉原のお修理お兄さんのレベルは、エベレストくらい高かったのよね、と改めて思った次第です。


この年末、壊れたものがもうひとつ。自転車の鍵についていたキーホルダーです。鈴だけ、ビューン!!と飛んでいってしまい、紐だけになってしまいました。何か、古いものを手放す時期なのでしょうか。


先日、ご近所の方が「中古屋さんを呼んで、いらないものを引き取ってもらう」というので、うちにも来てもらうことにしました。年末だし、ちょうどいいタイミング、と思い、押入れを大掃除。あるわあるわ、「かつては必要だったもので今はいらない物」。ごみを捨てるのにもお金がかかりますから、誰かに使ってもらえるなら嬉しい限りです。たっぷりと引き取っていただきました。


スペースが出来ると、気持ちの上でも何か新しいものがほしくなるのでしょうか?寒さ対策として、カジュアルウエアのオンラインショップをのぞいて見ることに。軽くて、暖かそうでいいなあ、といろいろ見ていて、ふと、「これって、どんどん新しいものが出てくるけど・・・?」と疑問がわきました。


流行を作り出して商戦を勝ち抜く企業努力は否定しません。一方で、100年以上続く老舗が、いまも同じデザイン、同じ素材で作る服があります。


海外に行くと、みなが自由な服装をしているなあ、と感じます。「私はこれが好きで着てるのよ」的な自信も感じます。一方、東京ではいったん何かが流行りだすと、そのデザインが非常に多くなって、それ以外の服を探すのが大変になります。


不況の時期にはスカート丈が短くなると言われます。(布地が少ない=経費を押さえられる)60年代にツィッギーが流行ったとき、そして今もそうですね。寒さ対策に長~いダウンコートがほしいと思っても、なかなかありません。ロング、といっても膝上丈のものが多くて、「これはミディアム丈じゃない?」とPCに向かって愚痴ります。(笑)


ゆる~く被れるニットワッチを探していると、カシミヤで編まれた商品を見つけました。お値段は張りますが、使いやすそうだし、何よりウールは温度調節できるから、魅力的。ああ、そうか、私はサスティナビリティな商品が欲しいのかと気づきます。(そんな歳になったとも言う、汗)


シンプルなデザインで、よい素材で、多少高くても、長く使える商品。大切につくられたモノで、メンテナンスの相談にも乗ってもらえる。そういう商品を、もっと生活に取り入れたいんだな。まるで、畑や家庭菜園みたいだなあ、と思っているとインターネットでびっくりなニュースをみました。


フロリダ州のオーランドでは、自宅の庭に野菜を植えると市当局から注意されるのだそうです。(なので、美しい芝生が広がるわけですが。)注意された人はあきらめるどころか、署名運動を始めたそうです。「いいじゃない、植えたって。有機栽培の美味しい野菜が新鮮なまま食べられるのよ?人々が健康になれば、アメリカの社会保障制度に使われる年間予算だって減るのよ?なに反対しちゃってるのよ!」というのが正直なコメントですが、人々が健康になると困る人々もいるのかもしれません・・・。


みなさんは年末年始、風邪など引かないように健康管理に気をつけてくださいね。暴飲暴食は、したいだけした後のことを考えましょうね。どうぞ楽しい年末年始をお過ごしください♪



2012/10/30

ペットロス。

「ペットロスって?」そう、聞き返されました。

Aさんのお知り合いのBさんが、息子同然に育てて可愛がってきた老犬をなくされたそうで、それ以来、元気がないという話を聞いたときのことです。「ペットロスじゃないかしら?」と言った私に、Aさんが最初の質問をされました。

ペットを失うことは家族のメンバーを失うことと同じくらい辛いこと・・・に感じられる人も、この世の中にはたくさんいるのです。

話によると、Bさんにお子さんはいらっしゃらず、ご主人と二人暮らしだったそうです。しかし、そのご主人もだいぶ前に他界されて、それ以来、老犬とずっと一緒に暮らしていたのだそうです。

17年も生きた大きな茶色の犬でした。最後は歩けなくなり、トイレが間に合わずオムツをつけていたそうです。犬はプライドが高く、最初のうちはオムツを嫌がっていたそうですが、とうとうあきらめたそうです。

Bさんは自分も定期的に病院通いがある70代。家を不在にするときには、犬の下血をとても心配しながらだったそうです。部屋中に新聞紙やオムツをしいてから外出していたとのことでした。

田舎にはペットシッターさんがいません。いや、いるかもしれないのですが、年金生活者が利用できるような安価な「老犬シッター」さんは皆無なのです。

この話を聞いて、私は本当に考えさせられました。

どんなペットも年を取る。その時、自分はどこまで面倒みれるだろうか?
自分はその時、何歳になっているだろうか?

車を運転しないBさんは犬を動物病院へ連れて行くのも往生して、携帯電話で写真を撮って、それを先生に見せて判断を仰いでもらっていたようです。

訪問看護を手伝ってくれる動物病院は、私が住む市にはありません。訪問してくれる病院だって、本当に数えるくらいです。それも、最後の瞬間を看取るため(安楽死の注射をするため)だったりします。

身体に床ずれが出来て、痛みがあったのでしょうか、犬は夜中に「くぅ~ん、くぅ~ん」と鳴いていたそうです。Bさんは痛みを代わってあげることができない自分を責めて、さらには睡眠の質も落ちました。病院の先生に訴えるも、睡眠導入剤を飲み始めて身体が慣れてしまうのが怖くて、しょうがなく犬を気にしながら昼寝をうつらうつらとしていたそうです。

人間の看病も大変ですが、動物の看病も大変なのです。

最初は家族のメンバーがいても、Bさんのように、やがていなくなる場合も年齢によってはあります。本当に犬が好きな人は年老いてからも一緒に過ごしたいと願います。

犬がなくなって数日後にBさんに会いました。全身、黒っぽい服でした。きっと、喪に服していたのでしょう。だいぶ泣いたのでしょうか、目も赤っぽかったのを覚えています。

「最後まで、よく頑張りましたねえ。だいじょうぶですか?」と私が言うと、「あらー、(動物病院の)先生みたいなこと言うのねえ。」と明るく笑ったあと、最後の瞬間は平和で静かに逝ってくれたから、それだけは本当に良かった、と話されました。

「今度は病気やケガのない世界だから、安心ね。」と言うと、「そうねえ・・・。」と何やら思いめぐらしているようでした。

心理的、精神的に大変だった時期、動物病院の先生がだいぶ相談相手になってくれたそうです。そして、犬がなくなったことを報告に行くと、「これからも、何もなくてもいらっしゃい。」と言ってくれたのだそうです。

ペットロスはまるでうつ病のような状態になります。愛する人を亡くしたことのある人なら、簡単に想像がつくでしょう。すべてにおいてやる気がうせて、自分がなぜ、何のために生きているのかさえ、わからなくなります。食欲は落ち、外出もしたくなくなります。もっとできることがあったのではないか、と自分を責めます。

Bさんは「じゃあ、またね。」と最後まで笑顔でした。やれるだけのことは、全部やった。でも、まだふっきれない。明るくするのも疲れる。そんな顔でした。

ペット保険に入れる人は幸せです。それだけ余裕がある証拠ですものね。でも、子どもの人口よりペットの数が多い国となった今、老人がペットを飼っている場合も多々あります。年金生活、車なし、借家生活をつましくしている人たちが困ったときに、いったい、だれに助けを求めればよいのでしょうか。老犬介護、ペットロス。どちらも、今後の課題です。


2012/10/25

私に必要だったもの。

フェイスブックでは既にご紹介したのですが、最近、「コンシャス・コンフリクト(葛藤の意識)セミナー」の無料電話ワークショップに参加しました。(ホームページはここをクリック。PC用、英語です。日本の国旗マークをクリックすると、概要を日本語で読むことができます。)


これが、本当に、日常が変わるのです。「え~?!」という方もいらっしゃると思うので、私のいくつかの実体験をシェアしたいと思います。


1. ○○が欲しいのに、いまだ手に入らないー!

セミナーで習った手法を繰り返してみると…なんと、「いらないよ!」という無意識の声が発覚!子供の頃に気付いてほしかったのに気づいてもらえなかった、という心の傷が関係していました。こどもがすねて、本当は欲しいのに「いらないよ!」と言っている声、といったらおわかりいただけるでしょうか?これじゃ、手に入らないはずだ。。。(汗)


2. 高価なギフトをもらったけれど、なんか悪い気がする。。。

ありがとう、と受け取ったものの、何かしっくりこない。すると…大事だったお人形を知らない間に捨てられてしまった(多分、汚かったから?)という悲しみを再体験しました。大切なものは手に入れてもなくなってしまう、という心の傷でした。世のお母さん方、こどもに黙って古いおもちゃを捨てちゃだめですよ!

この話には続きがあります。心の傷が癒されたあと、お米10kg、なかなか手に入らない天然酵母の手作りパン、彼岸花の立派な球根たち、エッセンシャルオイル2瓶、植物の雑誌が全部無料で、そして新しいお客様もやってきました。アバンダンス(豊かさ)~♪


3. △△が必要と思って買ったけれど、無駄使いじゃなかったかなあ・・・

なくても良かったのかな?と不安になったのですが、これは純粋に欲しいと言ったものを買ってもらえなかった子どもの悲しみや怒りにつながりました。手を伸ばし、しっかりつかんで、自分の胸に引き寄せる、というジェスチャーを通して、欲しいものは手に入らないという傷を癒すことができました。すると、不安が「届くのが待ち遠しい!」というウキウキした気分に変わってしまいました。


4. □□の電話に出たくない。でも対応しないと。どうしたらいい?

以前、電話で話したときにがっかりさせられた相手。でも、大人の対応をしたい。だからセミナーで習ったことをやってみました。すると、裏切られたという怒りの感情ののち、心の傷が氷の分厚い壁の家に隔離されていて、世界との絆を断ち切っていたことがわかりました。私のハートが必要としていたのは、「どんなひどい目にあっても、生きていけるよ」という励ましの言葉でした。


5. XXを書きたくないんだけれど、資料のためには必要。なぜ書きたくないと思っちゃうの?

どんどんたまってしまう書類。困っていると、「何でも言ってはいけない」という心の傷がでてきました。子どもの頃、転校生だった私は、先生や友達の方言になかなかなじめず、苦労したことがありました。みんなと違うことを言うと、仲間外れにされる、と思ったのでしょう。深呼吸をすることで、喉が楽になって、「どんなことを言っても(書いても)だいじょうぶ」という言葉を繰り返しました。もちろん、書類は完成しましたよ。


自身の中にある大小の葛藤を味方につけて、そこから流れを変えていくと、その先には平和とハーモニーが広がります。ご興味のある方はどなたでも、一連の流れを無料の電話セミナーで体験することができるそうです。フェイスブックのこちらのページで情報を見ることができますよ。



2012/10/17

おたがいさま。

何という速さ!既に10月中旬を迎え、郵便局へ行くと「年賀状のご予約はお済みですか?」と質問されて、もうそんな時期?!と驚きます。小さな田舎の郵便局では、お客様との人間関係によって売上の増減が分かれるのでしょう。

私が得意とするのは30代以上の働く女性が抱える人間関係の問題ですが、最近、自分の人間関係を深めるような、新しい体験をしました。

人と人の繋がりは、人間同士の間に流れ、やり取りされる親切や優しさ、正直な思いやりなどで太くなったり、細くなったり、あるいは途切れたりします。

私の人間関係は、昨秋、犬を国道で保護したあたりから変わってきました。なぜなら、犬を散歩させていると必ず、同じように犬を散歩させている人たちと言葉や情報を交わすようになるからです。

そこから、それまで話したことがなかったご近所さんや、新たに引っ越された来て犬を飼っている方たちと、交流が始まりました。決して深いものではなく、顔を観れば挨拶をする、犬の健康状態について情報交換しあったりする関係でした。

ところが。

最近、私の犬が逃げ出すという事件が起きました。いなくなった2時間後に警察から連絡が来て、無事見つかったのですが、見つかるまではハラハラしっぱなしでした。

犬が走り去った場所は(昔は繁盛していたであろう)商店街の近く。ある大きな物音に驚いて、パニックになってしまったのです。

けれど、この商店街という場所が幸いしました。見ていたおじちゃん、おばちゃんたちが「あっちに行ったよ!」と口々に教えてくれたのです。魚屋のお父さんは近所の神社を見回ってくれたり、配達の時に車をゆっくりと走らせて犬を探してくれました。雑貨屋のおばちゃんは自転車で回ってくれて、八百屋のおばちゃんは私が渡した愛犬の名刺にほれ込んでいました。(笑)

この人たちは「ただ現場の一部を見ていた」だけです。もし、あなたの仕事中に起こったことなら、どうしますか?

ご近所の本屋さんにも愛犬の名刺を渡して(こういう時、写真の情報が生きてきます)もし見かけたら連絡してほしいとお願いしました。

すると、散歩でよく会う奥さまが出てきて「一緒に探します!」と言って下さったのです。ご主人も賛成してくださって、仕事時間中なのに奥様を外に出してくださいました。

数軒隣のご近所さんは足が悪いのに、私が渡した犬の名刺をあちこちのコンビニ店やタクシーの運転手さん、あるいは植木を刈っている人や車の整備工場の人などに見せて、聞いて回ってくれました。

交番で遺失物届(犬は個人の財産として、法律上、モノ扱い。つまり、落し物、になります。)をこと細かに書いて、愛犬の名刺とともに提出しました。担当者は見つかったらもちろん、保護しておきますよ、と言ってくれました。

たった1匹の犬がいなくなっただけなのです。

私も必死でしたが、こんなにたくさんの他人が、こんなに親切に助けてくれるなんて。本当に驚きました。私が今まで体験したことのない、大きく素晴らしいサポートでした。

犬が怪我もなく無事に戻ってから、魚屋さんにも、雑貨屋さんにも、八百屋さんにも、本屋さんにも、ご近所さんにも、お礼と報告に伺いました。皆さん、無事に見つかって良かった良かった、と笑顔で言って下さいました。

私はこのとき、「おたがいさま」という人間関係と心の余裕について感じずにはいられませんでした。困ったときはお互い様、というのは自分に精神的余裕がなければ「そう、大変ね。」の一言で終わってしまいます。

こうやって文字にして書いてみると、改めて、自分がどれだけ豊かさを与えられたのかに感動します。

私は、あらためて自分に言い聞かせました。「私は豊かさを受け取ってもいい」。申し訳ない、という罪悪感なしに、他人のサポートをめいっぱい受け取って良いのだ、と自分に何度も言いました。めいいっぱい受け取ったら、今度は自分が「ありがとう」と伝えれば良いのです。

本当に心配した2時間の出来事でしたが、私にとってはとても大きな出来事でした。今、皆さんの心には「お互い様だから」と言えるくらいの余裕がありますか?それとも・・・?



2012/10/08

犬を飼うこと(2)

犬を飼う家族とその経済状況は様々です。そんな中で、考えさせられたことがありました。

ある一人暮らしの男性(60代くらい?)は20年以上、大型犬から小型犬まで、いろんな犬を飼ってきました。ご飯も、缶詰やレトルトに加え、手作りご飯もしょっちゅう与えて、とても可愛がっていました。

ところがある日、足に痛みやしびれを感じるようになってきました。原因は不明です。犬はまだ若く、(人間でいうと24歳くらい)散歩のときも元気いっぱいに引っ張ります。

子犬のときからのしつけが大事なのは言うまでもないのですが、子犬のときにはとても可愛いので、しつけが出来ない人が多いのも事実です。(私の愛犬は既に4歳ですが、あの無垢な表情を見ると、つい甘やかしたくなってしまいます。)

さあ、あなたならどうしますか?

犬のお散歩代行業者を頼みますか?関東では30分2,500円くらいとインターネットで見たことがあります。経済的余裕があり、代行業者の人たちが本当に犬が好きな、責任感ある人たちなら良い方法です。

近所の人にお願いしますか?毎日の事だから、ご近所の人に助けをもとめるのも良いことです。お礼に何かちょっとしたものを差し上げると、あとあとの近所付き合いもスムースにいくかもしれません。

問題は、困っている本人が「助けが必要だ」ということを世間に知らせることが出来ない「心の状態」にある場合です。例えば、「他人様に迷惑をかけるなんて、申し訳ない」(ご年配の方には、まだこういう方が多いです)とか、「自分はまだ頑張れるから大丈夫」と無理をしてしまうとか。男性は後者のタイプでした。

人生を「成功か失敗か?」で見ている人にはこういうことが起こりえます。人生は常に二者選択だからです。白か黒か?できるか、できないか?ゼロか100か?こういう人生が疲れることは言うまでもありません。

人生には白も黒も、出来るときも、できないときもあります。ゼロのときも、100のときもあって、どちらかだけというのはあり得ません。私たちには晴れの日も、曇りも、雨も必要です。今この瞬間、負けのように感じられても、長い目で見れば、大したことはないのです。

もし貴方のご近所にこういう方がいて、助けてあげたいな、と思ったら、ちょっと智慧と優しさを働かせるだけで、行動に移すことができます。

まず、何気なさを装うこと(笑)。「あなたは出来ないから、手伝ってあげますよ!」という姿勢は一切見せないことです。なぜなら、相手はできない、って思われたくないからです。

次に、「一緒に行こう」と誘います。そして犬があなたになついているなら、リードを持ってあげましょう。相手が「自分が持つ」と言ったなら、「たまには私が」とリードを死守します(笑)これで相手は、リードがない散歩がどれくらい楽なものか、自分で体験することができます。

あきらめずに、何度も訪ねていると、きっと相手も「がんばらなくてもいい」ということを感じるようになってきます。これは相手にとって大きな進歩です!いつもできなくてもいいんだ、と思えることは本当に大事なんです。

体調が悪いから、足腰が痛いから、病気だから、と飼っている犬の散歩をあきらめないでください。彼らにとって散歩は大事な外界とのコミュニケーションの時間です。

もし、あなたが何かに困っていたら、ぜひ、そのことを発信する勇気を発揮してください。それが犬の散歩なら、あなたの勇気のおかげで、あなた自身は「楽をする」という経験ができるし、あなたの犬も散歩に行けるという恩恵にあずかれます。求めよ、さらば与えられん、です。



本日のメッセージ

【自己紹介】 中村久美恵 BBSH2011年卒業BHSプラクティショナー💖動物が大好きなエネルギーヒーラーです💛犬2匹猫30匹をお看取りした経験から、ペットロスのヒーリングサポートをしています。こんにちは、中村久美恵です^^ 今日もあなたが目覚めるメッセージ♡お届けします。 ...