2015/05/02

触れること






エイブラハム・ベルギーズ医師は
(米国スタンフォード大学)
添付のビデオの中で、
触診がいかに患者にとって
大切かを語っています。

知り合いの女性が乳がんになり、
世界最高レベルの病院へ
行ったものの、しばらくすると
以前と同じクリニックの
医師のもとへ戻ったそうです。

ベルギーズ医師が理由を訊くと、
確かにすばらしい病院だったが、
彼らは私の乳がんを触診することがなかった、
と彼女は言ったそうです。

ここで大事なのは、
触診するかしないかではなくて、
「彼女にとっては」
触診が非常に大切だった、
ということです。

触れること(この場合は触診)は、
医師と患者の信頼関係の形成に
貢献している、ということですが、
みなさんはどう思われますか?




日本だと昔は「お手あて」と言っていましたよね。

子どものころに母親が
「痛いの、痛いの、飛んで行け~」と
痛い部分をさすってくれた経験を
持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

心をこめて触れられると、
何がどう良いのでしょう。

NPO日本ホリスティック医学協会の冊子に
~手の治癒力~タッチングケアという
特集がありました。

桜美林大学教授の
山口創(やまぐちはじめ)氏が
「手の治癒力」という記事で、

人間の受精卵が「胞胚」という時期になると
三層構造になる、
そして一番外側の外胚葉は
2つに分かれて皮膚と脳になる、
と書かれていました。

『・・・つまり、皮膚と脳は、もともと
同じ部分にあった細胞なのです。』

この一文を読んだとき、とても
驚きました。

だから人は触れられると
その瞬間にさまざまな
感情が生まれるのかな?

だから人に触れられると
癒しにつながるのかな?

脳に触れられなくても、
皮膚には触れられます。

それなら、脳疾患の人の
皮膚に触れてあげられたら、
何か変わるきっかけが
できるのかも・・・・?

これを知ったときから、
誰かに心をこめて触れることは
素晴らしいことだと改めて思っています。

決して強制せず、
穏やかで、
安心できる誰かの手。

そんな手があなたを包んでくれたら、
こんな幸せなことはないですよね・・・♡




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【自己紹介】 中村久美恵 BBSH2011年卒業BHSプラクティショナー💖動物が大好きなエネルギーヒーラーです💛犬2匹猫30匹をお看取りした経験から、ペットロスのヒーリングサポートをしています。こんにちは、中村久美恵です^^ 今日もあなたが目覚めるメッセージ♡お届けします。 ...